一級建築士の平均年齢は驚きの○○歳!建築デザイン界を考える

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COLOR LABEL DESIGN OFFICE 主宰の殿村明彦です。

建築設計事務所を始めてから丸2年が経ち3年目に突入しました。そこで、改めて建築士について考えて見ました。調べてみると一級建築士の平均年齢は平成27年のデータでなんと驚きの49.7歳。2年前のデータですのでもしかしたら一級建築士の平均年齢は50歳を超えているかも知れません。

建築士の資格は3種類あり、「一級建築士」「ニ級建築士」「木造建築士」があります。それぞれその資格により設計や工事監理のできる規模が変わってきます。しかも建築士は国家資格であることはもちろんのこと「医師」「弁護士」「公認会計士」「税理士」などと同じように資格を有する者のみが業務を行うことのできる業務独占資格』になり、資格試験の難易度が一級建築士試験になると非常に高い超難関資格になります。そのことが一級建築士の平均年齢をあげる要因になっています。私が一級建築士に合格した時は滋賀県で17人しか合格者が出ませんでした。

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※(製図台で製図する建築士)イラストはよりWikipedia引用

銀行によっては家を建てる際に建築士資格があると住宅ローンが下がる銀行もあり、それほど社会的に必要性の高い資格となります。

私も一級建築士を取得してちょうど10年。辛く長い資格試験勉強を思い出していました。

先ほども述べましたが一級建築士の平均年齢は約50歳。あと10年もすれば企業に勤めている一級建築士は定年を迎え一段との建築士不足にみまわれる一方で、若い有望な方達が「建築家」を目指しているも事実です。私は最近、建築家だけでなくインテリアや家具のデザイナーなどを目指す若い人達になにか伝えていければと考えていました。

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そして4月より京都建築大学校 建築科の非常勤講師と大阪の日本理工情報専門学校 建築デザイン科の非常勤講師を勤める事となり先日その京都建築大学校の入学式に参加して来ましたが、これからの建築デザイン業界を支えて行くであろう若者たちをみることができました。私も少しでも建築の素晴らしさを伝えて行ければと思います。


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